1 月 26
太極拳の逆行運動の法則
by ピチレモン雑誌 PichiLemon.com 健康生活陰陽変化の基本法則によれば、陰の果てに陽ができ、陽の果てに陰が生じる。陰陽は永遠に変化するのである(図9を参考)。如何なる物事、現象は皆発生、発展と転換の過程がある。それだけでなく、何時も対立の方へ変化する。この法則によって形成された「逆行運動法則」は、太極拳の練習者に運動技術の陰陽転換法則に従うことを要求し、期待している目的の逆行方向から動き始め、これにて運動の目的効果を強めることを追求する。具体的には2種類ある。
1、逆方向に手を出す運動意識
運動方式では、「逆行運動法則」が練習者に逆方向に手を出す運動意識を要求
する。太極拳古譜の要求では、動作ラインと意気方向性について「上があれば下があり、前があれば後があり、左があれば、右がある。物が上へと持ち出されれば、下へと挫く力を加える」(武 『十三勢説略』)。顧留馨はこれらの技術方法を「上にしたい時は、必ず先ず下にし;左を望んでいれば、必ず先ず右に行くこと;前へ行く時は、必ず後に凭れるところがあること;上下左右が互いに依存し、身体の両端をそれぞれ逆方向に引っ張ることで、曲の中直を求める」とまとめた。これらは皆期待目的の逆方向から作動しているのだ。その他、呼吸方式については、「息を吸う時は、体を引き締めて力を蓄え、息を吐く時は体を開いて相手を打撃する」(李亦 編集『太極拳譜∙五字訣』)と要求するが、これは、日常の呼吸と違う逆方向の呼吸方法である。勁(力)練習では、「勁を運行する時、先ず硬いのを柔らかにし、その後柔らかを剛にする」のを要求する。先ず「一番柔らかにし、その後は最も硬くする」(武 『太極拳解』)。明らかに、逆方向に手を出す運動意識は運動路線、訓練プロセス等運動方式に浸透したのである。
2、逆方向から狙う攻防技術方法
攻防の技術方法では、「逆向運動法則」が練習者に「攻めを防衛とし、防衛を攻めとする」のを要求するだけでなく、弱さで強さに勝つ巧みを要求するのである。太極拳古譜では「この技(拳法)の傍門は甚だ多し。勢は区別ありといえども、おおむね壮は弱を欺き、慢は快に譲るに外ならず。すなわち力ある者が力無き者を打つ。手の慢き者が手の快き者に譲ける。これ皆、先天自然の能(力)学び力めて為すあるに関せず」(李亦 編集『太極拳譜・王宗岳太極拳論』)と言った。明らかに、常の遣り方は、「強きで弱きに勝つ」が、太極拳の求めているのは、その反対である「弱きで強きに勝つ」ことだ。
要するに太極運動理念の「逆向運動法則」は普通の遣り方から特殊な理性方法を求め、習慣動作の中から自然法則に合った方法を探すことだ。




